プラズマローゲンのこれまでの研究や効果について調査しました。

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【特集】プラズマローゲン研究のパイオニア藤野武彦

臨床研究でプラズマローゲンの認知症予防・改善効果を明らかにした藤野武彦先生の経歴を紹介し、脳疲労について解説します。

藤野武彦先生の経歴

九州大学名誉教授、医学博士。1938年に福岡に生まれる。九州大学医学部卒業後、九州大学医学部第一内科で心臓、血管系疾患の研究を行う。

九州大学健康科学センター開設に伴い健康科学について研究を始め、1991年に「脳疲労」を解消して脳を活性化させるBOOCS(脳指向型自己調整システム)理論を創出。BOOCS法はメタボリック症候群の予防や治療法としても効果がありマスコミなどで評判となる。

BOOCS理論について
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九州大学退官後は「医療法人社団ブックス」の理事長に就任、BOOCS理論に基づいた治療を行い、1995年に「医食同源」を科学する「レオロジー機能食品研究所 (農水省生物系特定産業技術研究推進機構)」を設立、2011年子どものアレルギー疾患と脳疲労が増えていることから、子どものための自然学究塾「NPO法人ブックスサイエンス」を設立した。

世界が認めた功績

藤野先生を中心とした研究チームが、ホタテから抽出したプラズマローゲンを経口摂取することで、軽度アルツハイマー型認知症患者の記憶力などが改善したと発表。世界的に権威のある医学雑誌「EBioMedicine」に掲載されました。

プラズマローゲン研究の端緒“脳疲労”理論

藤野先生がプラズマローゲン研究をはじめたのはきっかけは、心臓や血管(循環器)の臨床、研究を行っていた期間にさかのぼります。
先生のもとに訪れる患者には肥満が原因で心臓を悪くしてしまう方が多くいたそうです。肥満患者の方は健康のために一時的に痩せてもリバウンドしてしまう。なぜそうなってしまうのかを研究し続ける中で発見したのが、「脳疲労」でした。

運動すると筋肉が疲労しますが、脳疲労とは脳が疲れている状態です。現代人はパソコン、スマホ、ゲーム、SNSなど情報過多の状態で脳の処理が追いつかなくなってしまっています。

その結果、脳の神経伝達物質の働きが低下して脳内のネットワークが乱れて脳細胞が酸化し脳疲労状態の人が多くなっています。またストレスによる脳細胞の酸化も脳疲労の原因となります。脳疲労を放置すると脳が正常な機能を果たせなくなって心身共に異常が起こり、うつ病や生活習慣病を引き起こし、やがて認知症になると言われています。

脳疲労について

出典:藤野 武彦(著),‎馬渡 志郎(著),‎片渕 俊彦(著),『認知症はもう不治の病ではない! 脳内プラズマローゲンが神経細胞を新生する』,ブックマン社 (2015/9/30)より改変

藤野先生は、長年にわたり健康に良い成分も研究されてきました。その中の一つがプラズマローゲンです。

プラズマローゲンは、もともと人や動物の体内にあるリン脂質の一種で抗酸化やイオンの輸送に重要な役割を果たす物質ですが、20世紀末のアメリカにおける研究で、死亡したアルツハイマー病患者の脳はプラズマローゲンが減少していることが明らかになっています。

このことに注目した藤野先生は、プラズマローゲンには、認知症を改善、予防する効果があるのではないかと考え研究を開始、今日まで様々な研究結果を発表しています。