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高齢者に増えている「フレイル」とは

認知症患者数は年々増加していますが、未だ根本的治療法や予防法が確立されていない状況です。その中で認知症の予防に良いとされている運動と認知症の関係性についてまとめています。

悪循環を生み出すフレイルの実態

年を重ねるごとに身体・認知機能が低下し、脆弱になった状態をフレイルと言います。筋力が減ることによって、日常での活動量や食欲が低下。その結果、より運動するのが難しくなり要介護になってしまうのです。認知症の予防には運動が良いと言われており、非薬物療法として運動療法が取り入れられています。しかし、フレイルになると、運動さえできなくなってしまうため、運動療法が受けられなくなるという問題が発生するのです。

原因は?

フレイルは加齢によって起こる心身・社会・環境などの変化が合わさって発症します。その原因についてまとめているのでチェックしてみてください。

  • 加齢によって活動量が低下し、社会交流の機会が減る
  • 身体機能が低下して歩行や動きが鈍くなる
  • 筋力の低下
  • 認知機能の低下
  • ちょっとしたことで疲れる(易疲労性)
  • 呼吸器病・抑うつ症状・心血管疾患・貧血など
  • 体重減少
  • 栄養低下
  • 教育歴・収入・家族構成など

要介護状態になる原因はさまざまで、軽度認知障害(MCI)や尿失禁、転倒やサルコペニアに並んでフレイルが挙げられます。

サルコペニアとは加齢や老化に伴って、筋力量が減少すること。身体的な問題が起こることで、歩行速度が落ちる、動きが鈍くなるといった状態になります。

フレイルサイクル

フレイルサイクルとは筋肉量が減少するサルコペニアを原点に、悪循環が発生する概念を言います。加齢または病気によって筋肉量が減ると、身体的な機能や基礎代謝量が減少。それに伴い1日に使うエネルギーも減るため食欲が低下してしまいます。そうなると、もちろん栄養不足をおこしてしまうことに。低栄養は筋肉量を減少させる原因になるので、それが悪循環を生むのです。このフレイルサイクルが進むスピードを落とす、あるいは断ち切るために適切な対策をとる必要があります。

予防方法

悪循環になってしまうフレイルは、適切に予防することによって、要介護状態まで進まずに済むことができる場合があります。バランスの良い食事や適度な運動は基本中の基本。そのほか、社会と触れ合うために社会活動に参加することも大切です。食事の摂り方、運動の行い方などを少し工夫するだけでフレイルが重症化するのを予防できるので、その予防方法を3つ紹介します。

運動療法と栄養療法
筋力が低下してしまうサルコペニアは、運動することで筋力が維持され予防できます。ベッドや椅子の上でできる運動、徐々に歩行距離を伸ばす運動など、無理ない程度に進めるのがポイント。また、体を動かすためには栄養が必要なので、栄養療法と一緒に行う必要があります。筋肉を付けるために、良質なタンパク質を取れるような食事をしましょう。
持病のコントロール
心臓病や糖尿病など、持病を持っている方はその持病をコントロールする必要があります。フレイルを改善するのには運動が有効ですが、持病を持っていると、気持ちの面で運動さえできない場合があります。また、フレイルを悪化させてしまう場合もあるので、様子を見ながら改善していくとよいでしょう。
感染症の予防
免疫力が低下している高齢者の場合、感染症にかかりやすくなっていると言われています。感染症が重症化すると、そのまま寝たきりになる可能性も。運動・食事で強い体と免疫力つける、ワクチンを接種するなどの予防対策をとることが大切です。