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「不安感」がアミロイドβを蓄積させる?

アミロイドβと認知症のメカニズム

アミロイドβと認知症には深い関わりがあると言われています。アミロイドβとはタンパク質の一種で「アミロイドβたんぱく質」「アミロイドβペプチド」「Aβ」などと表されることもあります。もともと健康な人の脳に存在する成分ですが、生成・分解のバランスが崩れると脳神経細胞を傷つけたり、動きを妨げたりする恐れも。このアミロイドβが蓄積すると、脳の細胞が編成し死滅。脳自体の機能性が低下し認知症に至ってしまうケースがあるのです。

アミロイドβが脳に蓄積していくことで起こること

アミロイドβが蓄積が蓄積されていくことで、神経細胞の量が少なくなっていき同時に脳の萎縮が進行、結果アルツハイマー型認知症になると言われています。

日本ではアルツハイマー型認知症・血管性認知症・レビー小体型認知症が3大認知症と呼ばれていて、もっとも多い全体の6割を占めるのがアルツハイマー型認知症です。

認知症に対し完璧とされる予防法や根本的な治療法はまだ確立されていませんが、薬によって認知症の症状を遅らせることは可能となっています。しかし、様々な研究や実験により、認知症に効果があるとされている栄養素を含むサプリメントも多く開発されているので、そのようなものを補いながら予防を心がけるのもオススメです。

アミロイドβの蓄積の原因は「不安感」

アミロイドβの原因は不安感だと言われています。「American Journal of Psychiatry」で発表された論文にて、アミロイドβと不安感について実験について記載されていました。事前に検査で脳・神経の疾患がなく、認知症ではないと認められた62歳~90歳までの方270人に参加してもらい、研究を実施。1年~5年間に認知機能検査・神経心理学的検査とアミロイドβの蓄積具合をアミロイドPETという計測方法で計りました。

うつと診断された方がアミロイドβの蓄積数が多いことが明らかに

実験前にうつと診断された方が全体の6%おり、実験を開始してから検査すると7%に。このうつと診断された方と正常な方のアミロイドβの量を比べると、うつと診断された方がアミロイドβの蓄積数が多いことが明らかになったのです。また、アミロイドβが増加し蓄積するのはどんな心理症状の場合か調査したところ、不安感が強い場合だとわかりました。同時に寂しさや無気力・無関心の心理症状との関係性も調べましたが、アミロイドβとの関係性はみられなかったとのこと。そのため、不安を強く感じれば感じるほど、アミロイドβの蓄積数は増えるということがわかりました。

アミロイドβの検出は難しい

島津製作所のグループが血液からアミロイドβを検出する方法を発表。現在は大掛かりな装置で計るPET検査のみ扱われていますが、検査では患者さんの体に大きな負担がかかってしまうのが課題点だと言われています。血液からアミロイドβを簡単に検出できる検査法が一般的になれば、今よりももっと手軽に計れるようになるでしょう。ただ、実用に至るまでに時間がかかってしまうため、今後に期待したいところ。現在の段階ではアミロイドβの検出は誰しも簡単にできるものではないので、早期の治療や予防が非常に重要になってきます。

それ以外にもある認知症の原因

アミロイドβが蓄積することで脳の細胞が死滅して、脳自体の機能性が低下してアルツハイマー型認知症に至ってしまうのですが、アミロイドβの蓄積以外で発症する、認知症もあることがわかっています。

神経細胞の減少で起こる認知症

  • レビー小体型認知症  

アミロイドβではなく、レビー小体という異常な蛋白が脳の広い範囲に蓄積することで起きるとされている認知症です。脳の神経細胞が徐々に減っていく進行性の病気と言われています。1990年代後半に、広く知られるようになった病気です。

症状の特徴は、人物誤認、幻視(夜間に多く表れる)、パーキンソン症状(身体や顔が硬くなる、体の動きが鈍くなる、自律神経症状が悪化するなど)。調子の良い時と悪い時の変化が大きいということも特徴とされています。

  • 全頭側頭型認知症

未だ原因がはっきりと解明されていない認知症。脳の中の前頭葉と側頭葉の神経細胞が少しずつ壊れて消滅していくことにより、色々な症状が表われてくるといわれています。アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症が、比較的高齢者に発症することが多いことに対して、全頭側頭型認知症は65歳以下という若年で発症する例が多く見られる認知症です。ピック病と呼ばれることもあります。

症状の特徴は、周りの状況にかかわらず自分勝手な行動をしてしまう、同じ行動を繰り返すなど、性格が変化したと思われるような行動をとるのが特徴的で、物忘れなどではありません。そのため、病気と認識され肉炒め、発見が遅れてしまうことが多くあります。

アルツハイマー型認知症と共に、これらの認知症はタンパク質や何らかの原因で脳に症状が起こり発症する認知症です。発症してしまうと完治や予防が難しい認知症ですが、原因となる病気を治療することで予防や治療が可能な認知症もあります。

病気によって起こる認知症

  • 血管性認知症

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などが原因で起こる認知症を指します。高血圧、糖尿病、脂質異常症などをしっかり治療することで予防や進行の抑制が可能。脳卒中発症後は後遺症として、歩行障害や言語障害を呈することが多くなり、脳卒中を繰り返すたびに悪化していきます。脳卒中の再発を予防することで、進行を抑えることが可能です。

  • 慢性硬膜下血腫

転んで頭を強く打ったりしたことによる頭部外傷によって、頭蓋骨と脳の間に血液がたまり(血腫)、それらが脳を圧迫して起こる病気です。頭を打ってから数週間後や数ヶ月後に症状が表われることが多い。血腫を吸引し取り除くことで、改善します。

  • 正常圧水頭症

脳脊髄液が脳室に溜まり拡大して起こる正常圧水頭症。症状としては、歩行障害や尿失禁が挙げられます。髄液シャント手術という脳外科手術により治療が可能です。

  • 甲状腺機能低下症

新陳代謝を高める甲状腺の働きの低下によって起こります。主な症状は、身体の活動力が低下し、居眠りや記憶障害などです。甲状腺ホルモンを補充すること改善します。ビタミン欠乏症に起因する認知症の場合は、ビタミンの補充で改善します。

認知症の原因はさまざま

このように、様々な認知症があり、それに付随し原因となる様々な病気も存在します。予防法としてはアミロイドβの蓄積を抑制したり、認知症の原因となる病気にならないよう予防することが大事です。

最近では、脳に良い影響を与えてくれるプラズマローゲンを摂取する方法での認知症予防が、期待されています。日頃からアミロイドβを抑制することで、正常な認知機能を維持することができるでしょう。