プラズマローゲンのこれまでの研究や効果について調査しました。

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ホヤ由来のプラズマローゲン

こちらでは、ホヤ由来のプラズマローゲンの特徴、認知症対策に有効である化学的根拠について解説します。

海のパイナップル

ホヤは脊索動物門尾索動物亜門ホヤ綱に属している海産動物の総称で貝というより見た目はナマコのようで体は被嚢組織で覆われています。岩にくっついている姿がパイナップルのようなので海のパイナップルとも言われています。また、ホヤには免疫力を増進させるタウリンや貧血に有効なビタミンB12も豊富に含まれています。

最近このホヤには認知症の予防や改善に効果があると言われているプラズマローゲンが含まれていることがわかり研究開発が進められています。

ホヤ由来プラズマローゲンの特徴

日進月歩で進んでいる脳や認知症の研究をしていく中でプラズマローゲンが認知症対策成分として有力であることがわかってきています。プラズマローゲンは壊れやすく食品をそのまま食べても摂取できないため原料だけでなく成分を抽出する方法の研究も進んでいます。

空間認知力の低下を抑制する

東北大学 宮澤教授が行った臨床試験(アルツハイマー型のラットに4ヶ月間プラズマローゲンを与える)では、空間認知能力※1の低下が抑制された他、血液内のDHAが高くなることが報告されています。

※1 空間認知能力が低下すると床において落ちている物を上手く避けられずに踏んでしまったり、部屋の中のちょっとした出っ張りに頭をぶつけてしまう、外出すると家に帰ってくることができないなどの障害が発生します。

プラズマローゲンやDHA・EPAが豊富

プラズマローゲンといえばホタテ由来のものが良く知られていますが、最近ではホヤ由来のプラズマローゲンにも脳細胞で重要な働きをする不飽和脂肪酸がDHA・EPAが豊富に含まれていることがわかり、含有量はホタテや鶏肉より多いとされ、ホヤ由来のプラズマローゲンのサプリメントも出てきています。

ホヤ由来のプラズマローゲンは、高純度で精製する技術が確立されていない、ヒトを対象とした臨床試験が実施されていないなどの課題もあるため、今後の研究が俟たれます。

»原料の違うプラズマローゲンが知りたい方はこちら

臨床試験による結果

認知症の原因の1つとして活性酸素が細胞を傷つけることによってできるアミロイドβタンパク質が蓄積することで脳の神経細胞が死滅することがあるが、ホヤ由来プラズマローゲンには、アミロイドβタンパク質を分解して蓄積を防ぐことがラットの経口投与実験でわかったと報告されています。
参考文献:Bulletin of the Japanese Society of Scientific Fisheries 75(2), 309-311, 2009-03-15

ホヤ由来プラズマローゲンがストレスなどによる細胞死を抑制して守りアルツハイマー型認知症予防に有用であることが報告されています。
参考文献:Lipids. 2016 Feb;51(2):199-210

ホヤ由来プラズマローゲンを
効率よく摂るには

参考サイト・参考文献

●ほや(海鞘)プラズマローゲンによる認知症予防への取り組み
Bulletin of the Japanese Society of Scientific Fisheries 75(2), 309-311, 2009-03-15 2009年(最終閲覧日:2018年3月1日)
●食物中のプラスマローゲン種の分析
Lipids. 2016 Feb;51(2):199-210 2016年(最終閲覧日:2018年3月1日)