プラズマローゲンのこれまでの研究や効果について調査しました。

BACK TO TOP
TOPへ_sp

認知症に対する
プラズマローゲンの働き

認知症といってもいくつかの種類があり、その中でも一番多いとされているのが、アルツハイマー型です。アルツハイマー型認知症は、記憶障害や判断の力の低下など認知機能に障害が起こり、徐々に脳全体が委縮していき身体の機能が失われていくというものです。

現在、アルツハイマー型認知症の原因の一つとして考えられているのが、脳内で生成される「アミロイドβ」というたんぱく質の蓄積です。このアミロイドβは、脳に蓄積されると神経細胞を死滅させ脳機能を低下を招きます。さらにアミロイドβの影響を受けたタウたんぱく質が、異常なたんぱく質に変化して脳内の細胞を攻撃し死滅させてしまうことから、認知症を進行させる物質と考えられています。

アミロイドβたんぱく質と認知症

引用元:社会福祉法人恩賜財団済生会 公式HP(http://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/alzheimer_type_dementia/)

このアミロイドβの蓄積を阻害する成分として注目されているのがプラズマローゲンです。 近年、プラズマローゲンの認知症に対する研究は盛んに行われており、臨床試験でも結果を出し始めています。

認知症患者に対する臨床試験の結果

中等度、重度のアルツハイマー病(AD)患者68名に対し、ホタテ由来プラズマローゲン(Pls)を毎日0.5mg、3ヶ月投与する試験を行い前後のミニメンタルステート検査を比較ところ、中等度AD患者の点数が上昇した。残念ながら重度AD患者に変化はなかったが、介護者評価においては意欲、感情が56%改善したという報告がされています。
参考文献:第36回 日本認知症学会 学術集会での発表内容

軽度AD患者と軽度認知障害(MCI)患者328名に対し、ホタテ由来プラズマローゲンを24週間投与するという試験(多施設、無作為、二重盲検、プラセボ対照)を行ったところ、軽度AD患者の血中Pls濃度を回復させ、記憶機能が改善されたという報告がされています。
参考文献:EBioMedicine 17: 199-205, 2017

中等度、重度認知症患者225名に対し、ホタテ由来プラズマローゲンを12週間摂取させるという試験(オープン試験)を行ったところ、認知機能は中等度ADで約50%、重度ADで約30%改善し、血漿Pls濃度が高くなりました。
出典:ホタテ・プラズマローゲン概要解説書 認知症に関する臨床試験2 (認知症中等度・重症患者225名対象のオープン試験)より改変

MMSE(ミニメンタルステート検査)とは

アルツハイマー型認知症の疑いがある患者に対し行う最も普及している診断方法。1975年にアメリカで開発、記憶力、言語力、計算力、見当識を11の質問、合計30点満点で構成され口頭で質問して測定します。24点以上で「正常」、20点未満で中等症、10点未満では高度な知能低下と診断します。

簡単な質問が多く、検査を受ける側は「バカにされている」と感じ、怒りだしたり、答えることを拒絶する方もいるのでプライドを傷つけないように注意して行う必要があります。

無作為二重盲検法とは

無作為二重盲検法:被験者を無作為に2つのグループにわけ、1つのグループには試験薬、もう1つのグループには味も外見も同じで薬効とは無関係な偽薬を与え検査内容について被験者や実施医師などから不明にして行います。これにより、「良い成分が含まれているのだから、効くはず!」または、「成分が含まれていないので効くわけはない!」といった思い込みに基づく心理的な差異を軽減することができます。薬の認可の際には必ず行われる最も厳しい科学的な試験方法で、多額の費用や時間、多くの方の協力が必要なため、一般的な食品の試験で行わることはほとんどありません。

オープン試験とは

検査内容について被験者も実施医師もわかっている検査方法。評価に心理的な差異が入ることがあります。

プラズマローゲンの働きを
もっと詳しく