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認知症による中核症状の失語障害

失語、とは言葉を失ってしまう症状が現れる病気です。認知症によって起こることがあり、相手に伝えることや、相手の言っている意味を理解することが困難になってしまいます。どのような病気なのか詳しく見ていきましょう。

中核症状の失語障害はどんな病気か

中核症状の失語障害とは、言葉に関しての障害が現れる状態になることです。コミュニケーションを取ることが難しくなったり、スムーズな会話がしにくくなったりすることもあります。会話中に相手の話している言葉を理解できないということが起き、失語障害に気づくということもあります。

失語障害には、言葉がなかなか思い浮かばないことや言葉の間違いが増えてしまう運動性失語と言葉自体は出てきても言葉自体の意味がわからなくなってしまう感覚性失語があります。このような状態になると、簡単な文章の意味は理解できても、難解な文章の意味が理解できません。
また、ただ会話をすることが困難になるというだけではなく、読み書きなどに関しても障害が現れやすく言語機能に異常が見られます。

失語障害が現れると、コミュニケーション力が衰え、自発性の低下に繋がってしまいがちです。そうなると、やる気がなくなったり無関心になったりして、抑うつ状態などに陥る可能性もあります。

中核症状の失語障害になる原因

中核症状の失語障害になる原因は、脳の萎縮が原因だと考えられています。
前頭葉や側頭葉、海馬の部分に異常が見られることが多く、これらがこの中核症状に影響しています。

中核症状の失語障害の治療法

現在、認知症の根本的な解決となる治療方法は見つかっていません。ですから、治していくと言うことよりも、どのように対処していくか、適切なケアをしていくかということが大切になります。
早期発見をすることで早い段階で様々な療法を受けたり、サポートを行ったりすることもできるので、疑わしい症状が現れたときは注意するようにしましょう。

また、中核症状が進行していくと周辺症状が現れてくる可能性もあります。認知症になると、患者自身の自尊心に傷がついてしまうこともありますし、抑うつ無き分、不安、不眠などの精神的な症状に繋がってしまうこともあるので、心のケアに関しても考えるようにすることが大切です。

参考サイト・参考文献

「ウルトラ図解 認知症」法研p.24より

「失語」とは、会話や言葉を扱うのが困難になるものをいいます。認知症にみられる失語は、大きく分けて「運動性失語」と「感覚性失語」があります。運動性失語は、言葉をうまく発生できないことから生じます。相手の言っている言葉は理解でき、自分でも言いたいことが頭に浮かんでいるのに、言葉としてうまく発することができません。口数が減って、会話がたどたどしくなるほか、思うようにしゃべれないので、イライラして怒りっぽくなることもあります。

著者:朝田隆 東京医科歯科大学脳統合機能研究センター認知症研究部門 特任教授