プラズマローゲンのこれまでの研究や効果について調査しました。

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認知症治療薬について

こちらでは認知症薬物療法や副作用、認知症治療薬の種類と特徴について解説します。

治療薬の効果と副作用について

2025年には65歳以上の5人に1人がかかると予想されている認知症。治療方法には薬物療法とリハビリテーションがあります。しかし現在病院で処方される薬は認知症の進行を遅らせるだけで改善するための薬ではなく、人によっては薬を飲んでいると抑うつ状態がひどくなるという副作用が出ることもあります。

認知症についての研究は日々進んでおり、新しい治療薬も色々開発されていますが、治療薬ができて一般の認知症患者が使えるようになるまでには10〜18年という長い研究開発期間が必要となります。いずれは認知症を完治させる薬ができることも予想されますが、それはまだ先の話となります。

治療薬がいまだ開発されない中、認知症の改善や予防に期待されているのがプラズマローゲンという成分です。治療薬と併用しても問題がないことや副作用がないという点からも注目され、利用する人が増えています。

認知症改善に期待が高まる
プラズマローゲンとは

認知症の薬の種類と特長について

最近は認知症を治療するために色々な薬が承認されています。以下に認知症治療薬について紹介します。

アリセプト(ドネペジル)
アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症の進行を遅らせるための薬で最も多く利用されています。副作用をチェックするためと神経伝達物質変化に身体を慣らすために1日1回3mgから始めて1~2週間後に1日1回5mgに増やします。減少している神経伝達物質アセチルコリンの濃度を高めて神経伝達をスムーズにします。嘔吐、食欲不振、下痢などの消化器症状の副作用が出ることがあります。
メマリー(メマンチン)
中等度/高度アルツハイマー型認知症症状の進行を抑制する薬で、1日1回5mgから始めて1週間ごとに増やしていき4週間後に目標量(最大1日20mg)にします。グルタミン酸の過剰放出を抑えて脳神経細胞の死滅を防ぎます。幻覚や統合失調症などの副作用はありません。
レミニール(ガランタミン)
軽度/中等度アルツハイマー型認知症症状の進行を抑制する薬で、1日2回4mgずつから始めて4週間後に1日2回8mgずつに増やしますが症状に応じ1日24mgまで増やすことができます。脳内で減少している神経伝達物質アセチルコリン濃度を高めて神経伝達を助けます。内服を開始時、薬の量を増やした時に食欲低下、下痢、めまいなどの副作用が出ることがあります。
リバスタッチ・イクセロンパッチ
軽度/中等度アルツハイマー型認知症に使われる貼るタイプの認知症薬で、1日1回1枚4.5mgから始めて4週間ごとに大きいサイズに変更18mgまで大きくします。役目を終えた神経伝達物質アセチルコリンを分解する酵素を阻害しないように働きます。皮膚のかゆみや赤み、嘔吐などの消化器症状の副作用が出ることがあります。

認知症薬開発の現状

認知症患者は年々増加傾向にあり、いまや世界的な問題になっています。2013年にロンドンで行われた認知症サミットでは「各国の協力を得て、2025年までに認知症の治療もしくは緩和治療の確立を目指す」という共同宣言があり、現在では100を超える治療薬候補が開発されています。しかし、認知症を改善する治療薬の開発をする難点として挙げられるのが「コストと労力」。治療薬の確立が近く注目を浴びていた米・イーライリリー社でさえも、コストと労力が合わずに治療薬の開発を中止したほどなのです。

日本の製薬業界で認知症の治療薬に携わっているところも多くあります。まだ開発段階ではありますが「エレンベセスタット」「アデュカヌマブ」ガンテネルマブ」「クレネズマブ」といった治療薬を使った研究を行っており、これからに期待が持てるでしょう。

原因の特定がいまだ解明されない

認知症は「アミロイドβ」「タウ」と呼ばれているたんぱく質が脳内に異常蓄積し、神経細胞を死滅させることで発症していると考えられていました。しかし、2018年現段階では明確なエビテンスがないため認知症の原因が特定されておらず一概に「神経細胞を死滅させることで認知症になる」とは言えなくなってしまったのです。ほかにも実は根本的な原因が他の場所にあり、併発的にたんぱく質が一緒に溜まっていることも考えられなくもありません。

認知症と似たような例を挙げるとするなら一般的によく知られている「高血圧」。高血圧も認知症と一緒で原因がはっきりとしていない病気。しかし高血圧は服用した薬で血圧値が下がれば「効果がある」と認められて製品化されます。一方、認知症は高血圧のように指標値がないため、効果がなかったのかあったのかもハッキリさせることが難しい状況なのです。

臨床試験の難しさ

認知症の臨床試験の難しさが謳われている理由の1つとして挙げられるのが「診断基準が曖昧」という点。認知症の評価法は、医師の問診に加えて、簡単な計算や記憶力のテストを行いますが、もともと暗記や計算が苦手な人とそれらの能力が下がった人の区別を見つけるのは非常に難易度が高く、医師も製薬会社も治療効果が出やすい臨床試験に適した人がなかなか見つからないのです。

また、自分自身はもちろん周囲の人も認知症だということに気付かないケースが多くあります。そのため認知症を疑い病院で診察してもらう人は少なく、物忘れがひどくなって「認知症かもしれない…」と病院を訪れたときには、すでにもう進行してしまっている場合がほとんど。現在、使用許可が出ている認知症治療薬の効果が得られる時期は、軽症時期か前駆期のみにしか効果が期待できない薬のみなので、効果をしっかりと計ることができません。

他にも臨床試験が行える人数が集まったとしても、対象者のその日の気分や体調でも結果に大きく差が開いてしまいます。そのためより多くの人を集めて長期間の臨床試験を行わなければならなく、コストも膨大なものになり製品化がいつまでも進まない原因の1つだと言えるでしょう。

こうした中で、冒頭でご紹介したプラズマローゲンは、九州大学の名誉教授が中心となって研究が進めらており、認知症患者を対象にした臨床試験も行われ成果を上げています。

認知症の非薬物治療法

非薬物的療法とは

非薬物的療法とは、薬を使用せず脳にアプローチする治療法です。残っている認知力や記憶力の維持、生活能力を高める目的で行っていきます。主な治療法としては、昔の思い出を良く思い出すという認知症の症状を利用して認知能力の低下を下げる「回想法」、音楽鑑賞する「音楽療法」、自発性を引き出す「リアリティ・オリエンテーション」など。

認知症の症状やレベルに合わせて行っていく治療法なので、薬物治療と比べても無理なく継続しやすい治療法となっています。また、薬物治療法はサポートする環境を整えることも大切な1つの要素と言われている治療法です。

周りの環境が整うことで、「自分はできない」「何もしなくていい」という否定的な感情や認知の低下させる機会が少なくなります。そうすると自然と徘徊や不穏も落ち着き、介護者の負担も減らすことができるでしょう。

非薬物的療法の種類と効果

日薬物的治療法の種類は大きく分けて「リハビリテーション(理学療法)(作業療法)」「心理療法」「その他の治療法」の3つになります。

リハビリテーション

リハビリテーションは体の痛みの軽減や活動を行いやすくする効果があります。自分で身辺動作ができなくてイラつくということも防げるでしょう。

心理療法

前述でも紹介した回想法は心理療法にあたります。行動・話すこと全てに意味があると捉えて、話に共感したうえで、正しい行動を褒めると適切な行動が増えるようです。また話す機会が増えることで認知機能が高まるとも考えられています。

その他の治療法

音楽療法や芸術療法といったその他の治療法は、脳の活性化に繋がり精神的な安定をもたらしてくれる効果があるようです。3つの治療のなかでも楽しんで行えるので、比較的継続しやすい治療法だといえます。

非薬物的療法を実践された方の声

以前までは認知機能を低下させないようにと必死に大人のドリルや脳トレをやっていました。しかし、集中力が続かないので継続して行うのがちょっと難しかったですね。それからはお昼に母と散歩に行ったり、編み物をしたりして機能の低下を抑えていましたね。

認知症の進行を抑えられているのか分かりませんが、私生活に愛犬の散歩を取り入れたことによって前よりかはリラックスした状態で過ごせていると思います。愛犬と土手を走ったり世話をしたりするのは自分にとっても良いことだと思っています。

漢字ドリルや計算ドリルをやっていましたが、全くと言っていいほど効果はありませんでした。ただただできない自分に愛想が尽きてしまうだけで、全然やる気が起きなかったですね。

認知症と聞くと「認知機能を低下させないために」と、ドリルをすすめてしまいがちですが、ドリルはあくまでも自ら進んでやるもの。本人が望んでいないのに周りが無理やりやらせても効果は期待できないどころか、不安を大きくさせてしまい不穏や暴力などを悪化させてしまう恐れもあるので、ドリルをやらすのは注意しておきたいところです。

こうした非薬物的療法の一環として、サプリメントによる補助を選ぶ方も少なくありません。認知症をはじめとする脳機能の低下をサポートするサプリメントは、数多く発売されています。サプリメントを選択肢の一つとして考えている場合は、そのサプリメントの持つ化学的根拠をしっかりと確認してから選ぶようにしましょう。